カタン貴方は今、椅子に座った?そのまま動かないで、じっとしてて。私は、しゃがんだまま貴方が帰るのを待ってる。すると、貴方が席を立った?こっちに来る?カタン、キー私が椅子をずらした音が響く。バレたかなぁ?そう、私は慌ててデスクの下に潜り込んだ。バレてないみたい。息を殺していると私のデスクの前貴方の足が止った。私の椅子に座る貴方の長い脚動かさないで、じっとして…「ゴホンッ あのさ、そんなに俺のこと 避けたい?」つづく
誰もいないオフィス…貴方のデスク綺麗に片付けられてると思ったら机の下にペンが一本落ちてた。しゃがんで拾おうとしたら声が聞こえてきた。「悪い、ちょっと待っててくれ あれっ、アイツ帰ったのか?」アイツそれは、きっと私の事。こっちへ来る貴方の足音が聞こえる。出ていけなくなった私は、しゃがんだまま机と机の間を移動して自分のデスクに辿り着いた。「書類あったぞ」「課長、すいません トイレ…」「ああ、急がなくていいぞ」つづく
貴方の事、大好き。願えば、貴方の手に触れたい。貴方のその綺麗な手に…だけど興味のないふりしてる。貴方を独占するなんてできない。夢をみても、無理な事、知ってる。貴方の左手、輝く指輪それを無視すれば刺激的かも。だけど刺激はいつか平凡となりそれ以下になる。最後には、貴方を愛する気持ちに罪悪感が募り苦しくなる。つづく
5年前に飼っていた、茶トラ猫。姉が家出同然で出ていってしまって家の雰囲気が暗かったので、私は家ではできるだけ明るく振舞っていました。でも、本当は、家族に仕事や恋愛の悩みを相談したりしたかったんです。だから、夜眠るときや、誰もいないときに、その猫によく相談しながら泣いていました。相談といっても、猫だから黙って私を見ているだけだったんですけどね。その猫は、私のお布団の中が好きで、毎日夜になると、ニョロニョロと入ってきては、背中と腰の中間くらいのところにずっしりと寄りかかって眠っていました。だけど、その子は病気でなくなってしまった。裏庭に埋めるときに、手紙を書いて一緒に埋めました。「いろいろお話を聞いてくれてありがとう。オバケでもいいから時々会いにきてね」といった内容を書きました。そして、つい2、3日前のこと。相変わらずの人間関係からのストレスで貧血状態になり、横になっっていました。ウトウトしていると、猫がニョロニョロとお布団の中に入ってくる気配。今は別の猫を飼っているので、そいつだ思って気にしてなかったら、ちょうど背中と腰の中間の辺りに、寄りかかったのです。ほんのりあたたかくて、ずしっと重い感じ。。。ん?この重みは…!!「…心配して来てくれたの?!」ってお布団の中をのぞくと、すーっと重みが消えて、誰もいませんでした。全然怖くなくて、むしろ死んじゃっても心配かけてる自分が情けなくて、しくしく泣いてしまいました。そのまま泣きながら眠ってしまったら、夢にはご飯を食べてる茶トラ猫がでてきました。目が覚めてから、お線香をあげて、猫のエサをお供えしました。
お題:9/13は【一汁三菜の日】!好きな人に料理作るなら何にする?に回答♪やっぱり彼の好きな物を作ってあげたいから、事前にリサーチしておいて愛情いっぱいの料理を作りたいです