なおみ(多治見) [名 前] なおみ(多治見)
[年 齢] 54才
[身 長] 154cm
B99(G) W79H91
[タイプ]
潮吹き
素人
パイパン
感度抜群
愛嬌抜群
巨尻

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▼写メ日記

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虹のむこうで待ってやがれ
10月31日 12:50
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生まれて3ヶ月のとき、シトロンはうちに来た。

俺は小学校三年生だった。

それから俺は、毎朝犬小屋を覗いた。

丸くなって寝ているシトロンを呼んで、赤い綱をつけてやる。

川辺の空気なんて、腹の減る匂いを朝から嗅がせるためだ。

だけど、一人歩きなんて上等なことはさせてやらない。



その為の赤い綱だ。

シトロンは、小股で歩く。

やつは俺の撫で撫で攻撃を警戒してか、斜め45度後ろをとことこ歩いてくる。

やつが◯をしたら、目の前で拾う。

羞恥プレイだ。

「こんなにしやがって、なんて健康的な犬なんだ」

言葉責めだって忘れない。

歩くのに飽きた俺は、シトロンを急き立てて、サイクリングロードを走っていく。

道の終点、公園まで一目散に。

水溜りの泥水なんて、飲ませてやらない。

お前には、公園の流水がお似合いだ。

4歳のとき、シトロンの心臓に虫が見つかった。

俺は手を変え品を変え、やつに薬を飲ます。

◯◯なシトロンは気づきもしない。

俺を信じやがって、美味そうに薬入りの餌を食いやがる。

そんな時だって、ドッグフードなんてやらないぜ。

高い飯なんて、お前の口には合わないだろ。

どうせすぐに吐き出しやがる。

お前には、味の薄い犬用メニューがお似合いだ。

8歳のとき、祖父さんが死んだ。

兄弟が泣く中、俺はじっと黙ってそれを見ていた。

人前でなんて、泣いてたまるか。

シトロンは俺の制服を汚して、しがみつく。

だけど、しゃがんでなんかやらない。

俺の頬なんか、舐めさせてやらない。

お前には、俺の足元がお似合いだ。

12歳のとき、シトロンは神経症になった。

後ろ足を引きずって、15分も歩けない。

公園はおろかサイクリングロードまでなんて、とても行けやしない。

朝の散歩も、町内を周ってとっとと帰ってくる。

もう一度行きたいなんて、見上げたって、知らないぜ。

偉そうな顔をするくせに、少し歩くとしゃがみこむお前。

お前には、町内一周程度がお似合いだ。

13歳のとき、シトロンは行方不明になった。

仕事から帰ってきたら、いつもの小屋に姿が無い。

赤い綱も無くなっていた。

俺のシトロンを、誰が連れて行きやがったのか、俺は家族を問い詰めた。

だけど、誰も知らない。

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